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8.馬渕流目伝書
眼科の流派の中にはその名称だけ伝えられて,その秘伝書等の資料はほとんど見当らないものがはなはだ多い。馬渕流もその一つであるが,筆者の手許にある資料によって馬渕流の一部を窺ってみることにする。
この写本は延宝9年(1681)1月24日,従学翁の伝えとして書写(方照書之)相伝されたものである。その識語にはおよそ次の様に認められている。
眼科の流派の中にはその名称だけ伝えられて,その秘伝書等の資料はほとんど見当らないものがはなはだ多い。馬渕流もその一つであるが,筆者の手許にある資料によって馬渕流の一部を窺ってみることにする。
この写本は延宝9年(1681)1月24日,従学翁の伝えとして書写(方照書之)相伝されたものである。その識語にはおよそ次の様に認められている。
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