文献詳細
臨床報告
文献概要
変視症を訴えて来院した58歳男性の両眼底黄斑部にトキソプラズマ症によると考えられる網脈絡膜萎縮巣をみとめ,左眼にはそれに隣接して脈絡膜新生血管膜の存在をみとめた。アルゴン・レーザ光凝固は,有効で3週間後には,新生血管膜は閉塞され,変視症の改善をみとめた。脈絡膜新生血管膜は,トキソプラズマ症の網脈絡膜萎縮に突発する視機能低下の一因として十分留意されねばならないと考えられる。
掲載誌情報
臨床報告
文献概要
掲載誌情報
本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。
※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら