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特集 第35回日本臨床眼科学会講演集 (その1) 学会原著
裂孔原性網膜剥離の周辺群裂隙型と円孔型との疾病経過の相違
著者: 窪野正1 清水昊幸1
所属機関: 1自治医科大学眼科学教室
ページ範囲:P.340 - P.344
文献購入ページに移動(2)発症後,1ヵ月を越えた受診例では,裂隙型はMVRを合併したものが過半数に及んだのに対して,円孔型では皆無であり,この型では,陳田化すると網膜二次変性所見のみられたものが多かった。
(3)裂隙型は,網膜の剥離進行が急速かつ広範囲で,時期を失すると予後は不良になりやすく,逆に円孔型は,緩慢な経過で長期間放置しても,予後の良好なものが多かった。
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