文献詳細
特集 第35回日本臨床眼科学会講演集 (その1)
学会原著
文献概要
(1)醐辺群網膜剥離の両型においては,初発症状発症後,1ヵ月内の受診例の割合が,裂隙型では91%,円孔型では60%であった。
(2)発症後,1ヵ月を越えた受診例では,裂隙型はMVRを合併したものが過半数に及んだのに対して,円孔型では皆無であり,この型では,陳田化すると網膜二次変性所見のみられたものが多かった。
(3)裂隙型は,網膜の剥離進行が急速かつ広範囲で,時期を失すると予後は不良になりやすく,逆に円孔型は,緩慢な経過で長期間放置しても,予後の良好なものが多かった。
(2)発症後,1ヵ月を越えた受診例では,裂隙型はMVRを合併したものが過半数に及んだのに対して,円孔型では皆無であり,この型では,陳田化すると網膜二次変性所見のみられたものが多かった。
(3)裂隙型は,網膜の剥離進行が急速かつ広範囲で,時期を失すると予後は不良になりやすく,逆に円孔型は,緩慢な経過で長期間放置しても,予後の良好なものが多かった。
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