文献詳細
特集 第35回日本臨床眼科学会講演集 (その2)
学会原著
文献概要
(1)44歳男子の右眼にみられた特異な網膜動脈閉塞症と,61歳男手の右眼網膜中心動脈閉塞症(不完全型)と思われる症例において,光輝小斑のみられる動脈分岐部に対し治療の目的でキセノン光凝固を行った。
(2)症例1は光凝固後約2週間目には視力の改善がみられ,経過中の血管走行の変化は回復過程を推察するうえで重要な所見と思われた。
(3)症例2では上耳側働脈第1分岐部に著明な光輝小斑がみられた症例で,光凝固後の視力,視野についてその経過を報告した。
(2)症例1は光凝固後約2週間目には視力の改善がみられ,経過中の血管走行の変化は回復過程を推察するうえで重要な所見と思われた。
(3)症例2では上耳側働脈第1分岐部に著明な光輝小斑がみられた症例で,光凝固後の視力,視野についてその経過を報告した。
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