icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科36巻5号

1982年05月発行

文献概要

特集 第35回日本臨床眼科学会講演集 (その2) 学術展示

赤外線Fundus Haploscopeによる網膜対応の観察—第5報斜視眼と固視眼の視感度

著者: 近江栄美子1 海老名登柴子1 中村孝子1 谷塚多江子1 植田潤子1

所属機関: 1近江眼科

ページ範囲:P.504 - P.505

文献購入ページに移動
 目的日常,斜視を診断し治療方針を決定する場合,まず第1に斜視眼と固視眼を鑑別する必要がある。今回,赤外線fundus haploscopeを用いて,網膜視感度を測定した結果を,外斜視,内斜視,上斜視,などの種々の斜視眼と固視眼について検討した。今回は,特に水平の網膜視感度について報告する。
 症例8歳〜46歳までの斜視患者で,外斜視24例,内斜視4例,上斜視4例である。いずれも手術前の症例であり,異常対応の症例は除外した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?