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12.南蛮流眼目之書
南蛮とはもと中国人が南方異民族に対してつけた呼び名であるといわれているが、わが国では16世紀の初め頃からヨーロッパ人を一般に南蛮人と呼んでいたようである。
1543年にポルトガル船が九州種子島に漂着したのを機に南蛮貿易が開かれ,1584年にはイスパニヤ船などがルソソ島から堺,平戸あるいは長崎などの港に来航するようになっていよいよ盛んとなった。それに伴ってもたらされたのがいわゆる南蛮文化,つまりポルトガル文化を中心とする西欧文化である。
南蛮とはもと中国人が南方異民族に対してつけた呼び名であるといわれているが、わが国では16世紀の初め頃からヨーロッパ人を一般に南蛮人と呼んでいたようである。
1543年にポルトガル船が九州種子島に漂着したのを機に南蛮貿易が開かれ,1584年にはイスパニヤ船などがルソソ島から堺,平戸あるいは長崎などの港に来航するようになっていよいよ盛んとなった。それに伴ってもたらされたのがいわゆる南蛮文化,つまりポルトガル文化を中心とする西欧文化である。
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