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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科36巻6号

1982年06月発行

文献概要

特集 第35回日本臨床眼科学会講演集 (その3) 学会原著

酵素抗体法による単純ヘルペスウイルスのIDU感受性試験の試み

著者: 吉田秀人1 坂田広志1 日山昇1 近藤英明1 岩本俊之2

所属機関: 1広島大学医学部眼科教室 2広島大学医学部第1病理学教室

ページ範囲:P.583 - P.586

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 角膜ヘルペス患者から分離したherpes simplex virus (HSV)17株について,酵素抗体直接法を利用したIDU感受性試験を行い,つぎのような結果が得られた。
(1) HSV 17株の全例で,5μg/ml以下のIDU感受性が認められた。
(2)螢光抗体法に比べて,操作時間が長くなるという欠点はあるが,通常の光学顕微鏡による観察が可能である。また,永久保存もできるという長所がある。
(3)技術操作は簡単で,臨床的応用は十分に可能と考えられる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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