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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科36巻6号

1982年06月発行

文献概要

特集 第35回日本臨床眼科学会講演集 (その3) 学会原著

Posner-Schlossman症候群の角膜内皮について

著者: 川俣達男1 岩下正美1 村松隆次1 浜田嶺次郎1

所属機関: 1東京医科大学眼科

ページ範囲:P.599 - P.603

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 Posner-Schlossman症候群患者15名の角膜の厚さと角膜内皮細胞の形態計測を行い次の結果を得た。
(1)患眼と健眼の細胞面積には有意差(Pく0.001)を認め,発作回数と相関して細胞面積は増大した。
(2)患眼と健眼の細胞周長も面積と同様右意差(P<0.001)を認めた。
(3)角膜の厚さ,形状係数では患眼と健眼および正常眼の間に有意差は認めなかった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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