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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科36巻6号

1982年06月発行

文献概要

特集 第35回日本臨床眼科学会講演集 (その3) 学術展示

Myotonic dystrophyの眼球運動異常について

著者: 郡司隆一1 桐渕利次1 丸尾敏夫1

所属機関: 1帝京大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.649 - P.649

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 Myotonic dystrophyは遺伝性の全身系統疾患で,眼科的には,白内障,眼瞼下垂,眼球陥凹,低眼圧,瞳孔異常,眼球運動障害および網膜病変など多彩な症状を呈することが知られている1,2)。全身所見や眼所見では白内障や網膜病変について詳細な報告がなされているが,眼球異常についてのくわしい報告は少ない。Myotonicdystrophyに伴う眼球運動異常は比較的まれとされているが,眼球運動障害がある場合には内転障害からはじまって進行性の全眼筋麻痺3)の形をとるとされている。
 今回われわれは,両眼の内転障害を示したMyotonicdystrophyの2症例を経験したのでここに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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