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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科36巻7号

1982年07月発行

文献概要

特集 第35回日本臨床眼科学会講演集 (その4) 学会原著

Buerger病が原因と思われる急性緑内障の1症例

著者: 川端啓子1 天日和子1 対馬信子2

所属機関: 1斗南病院 2斗南病院内科

ページ範囲:P.699 - P.702

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 malignant glaucoma (direct lens block angle closure glaucoma)と思われる急性緑内障の1例について報告した。症例は38歳男性で15年前よりBuerger病に罹患し,左側下肢を切断している。眼底,結膜の充血怒張,虹彩切除後の著しいぶどう膜炎の状態からBuerger病(閉塞性血栓血管炎)による網脈絡膜の循環障害がこの急性緑内障発作の原因と推定した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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