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文献概要
特集 第35回日本臨床眼科学会講演集 (その4) 学会原著
眼圧調整機構としての微動調節の研究
著者: 小林明美1 鈴村昭弘1
所属機関: 1愛知医科大学眼科学教室
ページ範囲:P.719 - P.723
文献購入ページに移動 本研究では調節機能に眼圧調整機能の存在することを明らかにする目的で,β遮断剤(Befunolol hydrochloride)を中心に,その影響を検討した。
その結果,眼圧下降例および房水流出率改善例に微動調節の改善したものが多くみられ,特に高眼圧群により強くその傾向を認めた。このことから,微動調節は眼圧調整機能としての作用の存在が考えられた。
さらに高眼圧症と緑内障とでは,微動調節の眼圧調整機能としての作用の役割に,相違が考えられた。
その結果,眼圧下降例および房水流出率改善例に微動調節の改善したものが多くみられ,特に高眼圧群により強くその傾向を認めた。このことから,微動調節は眼圧調整機能としての作用の存在が考えられた。
さらに高眼圧症と緑内障とでは,微動調節の眼圧調整機能としての作用の役割に,相違が考えられた。
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