文献詳細
文献概要
GROUP DISCUSSION
眼感染症
著者: 北野周作1
所属機関: 1日大
ページ範囲:P.835 - P.838
文献購入ページに移動1.流行性角結膜炎の院内感染
流行性角結膜炎(以下,E.K.C.)は,感染力が強く,春より初夏にかけ外来をにぎわせる。入院患者に発生した場合,早期に隔離,退院させることにより,院内感染,流行を引き起こさずにすむことがほとんどであった。
今回我々は,入院患者1名にE.K,Cを発症した段階で病棟を閉鎖したにもかかわらず,全入院患者中の14名(約27%)の発症を引き起こし,二週間の病棟閉鎖をよぎなくされた一連の経過について報告すると共に,E.K.Cの院内感染の予防について検討を加えた。
流行性角結膜炎(以下,E.K.C.)は,感染力が強く,春より初夏にかけ外来をにぎわせる。入院患者に発生した場合,早期に隔離,退院させることにより,院内感染,流行を引き起こさずにすむことがほとんどであった。
今回我々は,入院患者1名にE.K,Cを発症した段階で病棟を閉鎖したにもかかわらず,全入院患者中の14名(約27%)の発症を引き起こし,二週間の病棟閉鎖をよぎなくされた一連の経過について報告すると共に,E.K.Cの院内感染の予防について検討を加えた。
掲載誌情報