文献詳細
特集 第35回日本臨床眼科学会講演集 (その6)
学会原著
文献概要
サーモグラフィを眼科臨床検査に応用する目的で,サーモグラフィによる種々の観察方法について検討を行った。
(1)単純検査法:画像拡大法およびコンピュータ画像処理観察法によって,サーモグラフィによる前眼部の表在性微細病変の検出が可能になった。
(2)負荷検査法:眼球内部および眼窩内の深在性病変に対しては,持続開瞼負荷後の経時温度変化検査法および冷却負荷後の温度回復検査法を用いることによって,病態をサーモグラフィでつかむことができた。
眼科サーモグラフィは上記の方法を用いることにより,臨床上広範囲の眼疾患に適応でき,診断学上,きわめて利用価値のある検査法である。
(1)単純検査法:画像拡大法およびコンピュータ画像処理観察法によって,サーモグラフィによる前眼部の表在性微細病変の検出が可能になった。
(2)負荷検査法:眼球内部および眼窩内の深在性病変に対しては,持続開瞼負荷後の経時温度変化検査法および冷却負荷後の温度回復検査法を用いることによって,病態をサーモグラフィでつかむことができた。
眼科サーモグラフィは上記の方法を用いることにより,臨床上広範囲の眼疾患に適応でき,診断学上,きわめて利用価値のある検査法である。
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