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特集 第36回日本臨床眼科学会講演集 (その1) 学術展示
1眼に網膜色素変性症,他眼に色素性傍静脈脈絡膜萎縮症類似の所見を認めた1例について
著者: 栗原秀行1
所属機関: 1富山医科薬科大学眼科
ページ範囲:P.38 - P.39
文献購入ページに移動 緒言1962年,Franceschettieが,網膜静脈に沿って拡がる色素異常を伴う網脈絡膜萎縮を特徴とする疾患をpigmented paravenous retinochoroidal atrophyと名付けて以来,その成因と進行様式について様々な検討がなされてきた。
しかし,いわゆる定型的網膜色素変性症との相関について論及したものは少ないようである。今回,著者は右眼に定型的網膜色素変性症の所見を,左眼に色素性傍静脈脈絡膜萎縮症類似の変化を有する1例に遭遇したので報告する。
しかし,いわゆる定型的網膜色素変性症との相関について論及したものは少ないようである。今回,著者は右眼に定型的網膜色素変性症の所見を,左眼に色素性傍静脈脈絡膜萎縮症類似の変化を有する1例に遭遇したので報告する。
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