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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科37巻10号

1983年10月発行

文献概要

臨床報告

Fundus photo-perimeterによる中心性漿液性網脈絡膜症の静的視野について

著者: 友永正昭1 太田安雄1 鈴村弘隆1 花房晶1

所属機関: 1東京医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.1385 - P.1389

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 Fundus photo-perimcterを使用して,中心性漿液性網脈絡膜症における中心量的静的視野を45°から225°および135°から315°の2経線上で計測した。その結果,網膜浮腫に一致した網膜感度は,周辺に向ってなめらかな感度低下を示すのではなく,2経線上でいずれも凹凸のある網膜感度閾値が認められた。また,網膜中心部の機能障害を検出するには,青視標を用いる時最も鋭敏に検出でき,中心性漿液性網脈絡膜症の予後判定に最も適していると考えられた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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