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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科37巻11号

1983年11月発行

文献概要

臨床報告

白内障術後矯正眼鏡と瞳孔間距離

著者: 酒井正典1 加藤桂一郎1 小峯輝男1

所属機関: 1福島県立医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.1447 - P.1449

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 白内障術後遠用矯正眼鏡のoptical interpupillary distanceの設定につぎ,Maddoxrod testを用いて検討し以下の結論を得た。
(1)両眼無水晶体眼患者の自己眼鏡装用の際の眼位は,約70%が内斜位,1396が正位,17%が外斜位であった。
(2)正位となるよう調整したoptical interpupillary distanceの値は,全例において角膜反射で測定したanatomical interpupillary distanceより大きく,この眼鏡を用いた時の装用感が最も快適であった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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