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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科37巻12号

1983年12月発行

文献概要

眼科手術学会

内角贅皮手術症例の検討

著者: 山本節1 奥田斗志1 金川美枝子1

所属機関: 1兵庫県立こども病院眼科

ページ範囲:P.1517 - P.1520

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 内角贅皮の手術術式は数多くみられるが,中でもMustardé法と内田法は比較的よく用いられ,すぐれた方法と思われる。
 今回,内角贅皮19症例中18例に対して行った術後成績から二つの術式の比較検討を試みた。両者は共に内角部の形成がすぐれており,一般によく目立つといわれている術後瘢痕も長期の経過では,それほど目立たず,双方に大差をみなかった。どちらの術式を選ぶかは,瞼裂縦幅が比較的よく開いている場合,Mustardé法で,狭い症例は内田法を用いる方がよいと考えている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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