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眼科手術学会
文献概要
内角贅皮の手術術式は数多くみられるが,中でもMustardé法と内田法は比較的よく用いられ,すぐれた方法と思われる。
今回,内角贅皮19症例中18例に対して行った術後成績から二つの術式の比較検討を試みた。両者は共に内角部の形成がすぐれており,一般によく目立つといわれている術後瘢痕も長期の経過では,それほど目立たず,双方に大差をみなかった。どちらの術式を選ぶかは,瞼裂縦幅が比較的よく開いている場合,Mustardé法で,狭い症例は内田法を用いる方がよいと考えている。
今回,内角贅皮19症例中18例に対して行った術後成績から二つの術式の比較検討を試みた。両者は共に内角部の形成がすぐれており,一般によく目立つといわれている術後瘢痕も長期の経過では,それほど目立たず,双方に大差をみなかった。どちらの術式を選ぶかは,瞼裂縦幅が比較的よく開いている場合,Mustardé法で,狭い症例は内田法を用いる方がよいと考えている。
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