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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科37巻2号

1983年02月発行

文献概要

特集 第36回日本臨床眼科学会講演集 (その2) 学会原著

試作眼内光凝固装置による治療

著者: 檀上真次1 田中康夫1 山本保範1 石本一郎1 西川憲清1 額田朋経1 田野保雄1 眞鍋禮三1

所属機関: 1大阪大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.159 - P.162

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 試作したキセノン眼内光凝固装置を用い,硝子体手術中に眼内光凝固を行ったPDR 21眼(施行群)と行わなかった54眼(非施行群)とを比較検討した。
 視力予後は,施行群が非施行群より,2段階以上の視力悪化例は少なかった。
 施行群では,非施行群に比べ,虹彩ルベオーシスの発生,悪化は少なく,血管新生性緑内障の発生も少なかった。
 硝子体手術中の眼内光凝固は,術後の虹彩ルベオーシス,血管新生経緑内障の発生の予防に効果があった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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