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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科37巻2号

1983年02月発行

臨床報告

Blowout fractureの経上顎洞および経眼窩整復について

著者: 沖波聡1 小林博1 柏井聡1 本田孔士1 後藤まゆき2 細見泰敏2 松岡出2

所属機関: 1京都大学医学部眼科学教室 2京都大学医学部耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.237 - P.240

文献概要

 1972〜1981年の10年間に,blowout fractureの症例に対して,経上顎洞法(11例)と,経眼窩法(21例)で手術を行い,その成績を比較検討した。両者とも約70%で複視の消失が見られれたが,眼球陥凹に対しては,ほとんど効果が見られなかった。経上顎洞法は術野が広く,眼窩底骨折部への嵌頓組織の整復が行いやすく,もっと試みてよい方法と考える。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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