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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科37巻4号

1983年04月発行

文献概要

文庫の窓から

眼科諸流派の秘伝書(16)

著者: 中泉行信1 中泉行史1 斉藤仁男1

所属機関: 1研医会

ページ範囲:P.532 - P.533

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25.豁開活眼睛
 わが国最大の眼科流派といわれる馬嶋流眼科については既に多くの研究者によって今日その全貌が次第に明らかにされてきているが,その秘法,秘伝書などの深奥を探究するにはなお相当な時間が必要とされるようである。
 一子相伝の形で受継がれてきた眼科秘伝書は大抵の場合,各々流派の流儀保持のため師弟,門弟以外には固く秘していたので秘伝書に他の諸流派の伝法,秘法,流儀などを全面的に採り入れて作成されたものは数少ない。「豁開活眼睛」は眼科秘伝書の中でも,そうした他の諸流派の妙術を多数採り入れ,その内容をより豊かにしている珍書の一つである。「豁開活眼睛」を紹介するに当って,そうした作者の意を端的に示しているのが本書の序文であると思う。以下その序文を掲げる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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