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特集 第36回日本臨床眼科学会講演集 (その5)
学術展示
文献概要
緒言体位変動による眼圧差を正確に知ることは夜間就寝時での眼圧が推定されると共に,緑内障の診断と治療をより有効に行うために重要である。既に,体位変動による眼圧変化については幾つかの報告があるが,座位ではGoldmann圧平眼圧計,仰臥位ではSchiötz眼圧計,Perkins眼圧計等が使用されていて方法論的に問題がある。できれば同一眼圧計を用いて測定する方が,眼圧計の違いによる誤差が少なくて望ましい。
今回,我々は座位でも仰臥位でも眼圧が正確に測定できるAlcon社製Pneumatograph (P.T.G)を用いて,正常眼,原発性開放隅角緑内障眼,低眼圧緑内障眼について座位,仰臥位での眼圧測定を行い若干の知見を得たので報告する。
今回,我々は座位でも仰臥位でも眼圧が正確に測定できるAlcon社製Pneumatograph (P.T.G)を用いて,正常眼,原発性開放隅角緑内障眼,低眼圧緑内障眼について座位,仰臥位での眼圧測定を行い若干の知見を得たので報告する。
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