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特集 第36回日本臨床眼科学会講演集 (その6) 学会展示
不適正眼鏡の実態—特に眼鏡レンズについて—1.近視,遠視
著者: 宮本吉郎1
所属機関: 1日本大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.824 - P.825
文献購入ページに移動 患者の装用眼鏡を調べてみるとPDの不一致や過矯正,遠視に近視系の眼鏡が処方されている例がかなり認められる。そこで所持眼鏡を調査し適否の実態を知ることは,今後の屈折異常検査と眼鏡処方のあり方に資するものと考えこの研究を計画した。今回は特に近視,遠視について述べる。
対象と方法外来を受診した眼鏡またはCL装用者で,調節麻痺下の他覚的屈折検査を行った1135名を対象とした。方法は①年齢,②所持眼鏡視力,③眼鏡の屈折値,④処方場所,⑤調節麻痺下の他覚的屈折値,⑥快適に装用できるレンズの屈折値の各項目を外来カルテより記録紙に転記しコンピューター処理を行った。
対象と方法外来を受診した眼鏡またはCL装用者で,調節麻痺下の他覚的屈折検査を行った1135名を対象とした。方法は①年齢,②所持眼鏡視力,③眼鏡の屈折値,④処方場所,⑤調節麻痺下の他覚的屈折値,⑥快適に装用できるレンズの屈折値の各項目を外来カルテより記録紙に転記しコンピューター処理を行った。
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