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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科37巻7号

1983年07月発行

特集 第37回日本臨床眼科学会講演集 (その7)

学会原著

小児におけるvon Recklinghausen病の眼科的所見

著者: 吉武秀子1 大島崇1 勝海修1 岩田浩子1

所属機関: 1国立小児病院眼科

ページ範囲:P.953 - P.957

文献概要

 61症例の小児におけるvon Recklinghausen病の眼科的所見について検討した。
 その結果,合併するものとしては虹彩小結節が最も多く,34例,55.7%に認められた。虹彩小結節を認めた最小年齢は生後4カ月であったが,その出現頻度は年齢とともに高くなる傾向を示した。その他の眼科的所見としては,視神経萎縮2例,眼圧上昇および眼球突出をみたもの1例,網膜腫瘍を疑わせる網膜変性巣を認めたもの1例,眼底に色素斑を認めたもの1例,コーツ病様変化を認めたもの1例であった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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