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特集 第37回日本臨床眼科学会講演集 (その7)
学術展示
文献概要
症例は13歳,女性,1981年9月28日初診。1980年4月頃,学校検診で右眼の視力低下に気づき,某医を受診したが,特別な異常を指摘されなかったため放置していた。しかし,その後さらに視力が低下したため当科を受診した。生来,三叉神経第1および2枝の領域に顔面血管腫がある(図1)。
初診時,視力はV.d.=0.1(0.7×+3.5D),V.s.=1.2(n.c.)。眼圧,右19mmHg,左17mmHg。右眼は,前眼部では角膜輪部に血管網の形成があり,結膜,上強膜の血管拡張が認められた(図2)。隅角は開放隅角で血管腫等の異常所見はみられない。中間透光体は異常ない。
初診時,視力はV.d.=0.1(0.7×+3.5D),V.s.=1.2(n.c.)。眼圧,右19mmHg,左17mmHg。右眼は,前眼部では角膜輪部に血管網の形成があり,結膜,上強膜の血管拡張が認められた(図2)。隅角は開放隅角で血管腫等の異常所見はみられない。中間透光体は異常ない。
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