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GROUP DISCUSSION
眼感染症
著者: 内田幸男1
所属機関: 1東京女子医大
ページ範囲:P.1024 - P.1026
文献購入ページに移動1.緑膿菌によるマウス前房内感染実験
緑膿菌の株による酵素と毒素の産生の差が,前房内感染にどのような差違を作るかをみるため,マウスを用い経時的に病理変化をしらべた。ProtcaseとElastaseは前房内投与で250μg以下の量では,眼病変は軽かった。Exotoxin Aでは病変が重く,12.5μgで半数以上が2日以内に死亡した。生菌感染では上記3物質を産生する株で病変が重く,Exotoxin Aのみ産生株がこれに次ぎ,これらの非産生株が最も軽かった。
〔討論〕佐々木(横市大) NC−5株のExotoxin A産生能はどうか。
緑膿菌の株による酵素と毒素の産生の差が,前房内感染にどのような差違を作るかをみるため,マウスを用い経時的に病理変化をしらべた。ProtcaseとElastaseは前房内投与で250μg以下の量では,眼病変は軽かった。Exotoxin Aでは病変が重く,12.5μgで半数以上が2日以内に死亡した。生菌感染では上記3物質を産生する株で病変が重く,Exotoxin Aのみ産生株がこれに次ぎ,これらの非産生株が最も軽かった。
〔討論〕佐々木(横市大) NC−5株のExotoxin A産生能はどうか。
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