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特集 第37回日本臨床眼科学会講演集 (その8) 学術展示
各種縫合糸の補体価に及ぼす影響について
著者: 石田常康1 古賀道之2 河島敏夫2
所属機関: 1都立大久保病院眼科 2都立大久保病院上皮膚科
ページ範囲:P.1156 - P.1157
文献購入ページに移動方法選んだ縫合糸は1.Catgut plain,2. Catgutmild chromic,3.PGA (ポリグリコール酸),4.Po—lyglactin 910, 5 PVA (ポリビニールアルコール),6Silk, 7 Polyester, 8 Coatcd polyester 9 Nylon (以下数字でもって略す。)で,1から5までは吸収性,6から9までは非吸収性である。太さ5-0,長さ30cmの縫合糸をそれぞれ細かに裁断し,被検血清0.5mlに浸し,37℃30分間インクユベートし,それぞれの血清のCH50価(Mayer 50%溶血法),CIq,C4, C3, C5およびC9の各成分蛋白埴(一元免疫拡散法),一部免疫複合体(CIq solid-phase EIA法)等を測定し,更にC3およびC5の活性測定(溶血話性法)および免疫電気泳動法を加えた。なお縫合糸の太さおよびインクユベートする時間は予備実験の結果から決めた。
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