文献詳細
臨床報告
文献概要
結節性硬化症86例(172眼)の臨床像を検討し,8例(9.3%)の片眼眼底にpunched-out Iesionを認めた。5例に螢光眼底撮影を施行し,網膜色素上皮の低形成,脈絡膜大血管層の残存を認め,1例に病変内網膜小嚢腫状変性を認めた。これらの限局性小病変は,神経外胚葉の分化と移動の異常に伴う先天異常と考えられ,皮膚白斑,虹彩脱色素斑と共通の機序が推察され,疾患像の側面を特徴づける眼科的所見の一つである。
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