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34.目形相伝抄
わが国の中世末から近世にかけて行おれた医家の抄物は実学書として著わされ,広く活用された。眼科諸流派の秘伝書もそのほとんどが,実地治療法等を主に伝えた実学書ということができる。
「日形相伝抄」は眼科実地治療書として相伝された秘伝書であるが,流派名は示されず宝永3年(1706)書写相伝の識があるのみである。
わが国の中世末から近世にかけて行おれた医家の抄物は実学書として著わされ,広く活用された。眼科諸流派の秘伝書もそのほとんどが,実地治療法等を主に伝えた実学書ということができる。
「日形相伝抄」は眼科実地治療書として相伝された秘伝書であるが,流派名は示されず宝永3年(1706)書写相伝の識があるのみである。
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