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特集 第7回日本眼科手術学会 原著
後房レンズパワー決定におけるSanders・Retzlaff・Kraff式と術中スキアスコピーの屈折度誤差について
著者: 石郷岡均1 山元力雄1 上野聡樹1 安渕幸雄2 高橋義公3
所属機関: 1長浜市民病院 2彦根市民病院 3京都市高橋眼科
ページ範囲:P.1125 - P.1128
文献購入ページに移動+19.0D〜+20.5Dの標準パワーレンズの使用は術後屈折度誤差が大きく,特に−5.0D以上の誤差を5%にも認めた。
術中スキアスコピーによる眼内レンズパワー決定法は術後屈折度誤差が全例±3.0D以内であり,計算式の代用として十分使用しうる方法と考えられた。
術中スキアスコピーとS. R. K.式を比較すると正確度および屈折度誤差を生じる要因を考慮して,安定性および一般性という点において現段階ではSanders・Retzlaff・Kraff(S. R. K.)式の方が好ましいと考えられた。
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