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臨床報告
新しい硝子体フルオロフォトメターの試作
著者: 吉田晃敏1 保坂明郎1
所属機関: 1旭川医大眼科
ページ範囲:P.1195 - P.1199
文献購入ページに移動(1) sensitivityが高く,しかもfilter leakの小さいexciter・barrier filter (SE4, SB50C)の組み合わせを用いた。
(2)眼内の非螢光要素を測定するためyellow filter (SB 50)を装備した。
(3)高感度な光電管(RCA 4516)を用い,電磁波,電波からの影響が最小限となるようシールディングを行った。
(4)観察系にビームスプリッターを設け,測定時の測定部位の観察を可能にした。
(5)以上の考慮により,linearityの範囲は7.0×10−11〜8.0×10−7 g/mlとなり,測定限界が著しく向上した。retinal spread functionは1.5%前後と良好であった。またin vivo,in vitroでの良好な再現性を有することが確認された。
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