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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科38巻2号

1984年02月発行

文献概要

特集 第37回日本臨床眼科学会講演集 (その1) 学術展示

涙小管断裂49例の予後

著者: 河井克仁1 安倍勇1 小出良平1 桜井やよい1 三村松夫1 深道義尚1

所属機関: 1昭和大学眼科

ページ範囲:P.172 - P.173

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 緒言眼外傷のなかで,眼瞼裂傷に伴う涙小管断裂はまれな疾患ではない。第一次救急医療で眼瞼裂傷に対する応急処置をうけ,その後流涙を訴えて眼科医を受診する陳旧例も少なくない。今回我々は最近5年間に当科で経験した涙小管断裂について,受傷機転,受傷後日数,損傷の程度および再建術の内容などから,その予後の検討を試みた。
 対象対象は1978年6月より1983年5月までの5年間に当科を受診した涙小管断裂49例で,男性39例,女性10例である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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