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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科38巻2号

1984年02月発行

臨床報告

愛知県における重度視覚障害児の実態第1報—愛知県内盲学校在籍者および名大病院眼科外来受診者

著者: 唐木剛1 太田一郎2 堀口正之2 三宅三平2 市川宏2 薗部光子3 尾川尚子3 田辺竹彦3

所属機関: 1愛知県心身障害者コロニー中央病院眼科 2名古屋大学眼科学教室 3愛知県心身障害者コロニー中央病院視覚障害訓練室

ページ範囲:P.195 - P.198

文献概要

 我々は重度視覚障害児の診療・訓練にあたってきたが,理想的な診療・訓練がなされるためには,多くの問題を解決しなければならないのが現状である。そしてこれらの問題を解決するためには,重度視覚障害児の実態を正確に把握して報告することが大切と考え,愛知県における重度視覚障害児の実態調査を行った。この論文では,愛知県内の盲学校在籍者と名古屋大学医学部付属病院眼科外来受診者のうちの重度視覚障害児について視覚障害の原因疾患についての結果を報告した。また併せて,原因疾患の分類に原因と部位の相関分類法を用い,その有用性と改良すべき点等について言及した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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