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特集 第37回日本臨床眼科学会講演集 (その2) 学会原著
重症増殖1生硝子体網膜症(massive proliferativevitreoretinopathy)に対するScleral Buckling
著者: 吉田晃敏1 C. Ho2 J.Wallace2 L. Schepens2
所属機関: 1旭川医科大学眼科 2
ページ範囲:P.233 - P.237
文献購入ページに移動(1)網膜の復位率はPVRが重症なほど有意に低下し(D−1-51.2%,D−2-43.3%,D−3-24.7%),全症例では42.5%であった。
(2)大裂孔,脈絡膜剥離,硝子体出1血は復位率を有意に低下させた。
(3)復位例の81.3%に指数弁以上の視力を得,復位例の術後視力は術前PVRの重症度と相関を示さなかった。
(4) SB単独療法はmassive PVRに対して一定の治療効果を有することが明らかとなり,PVRの治療上,基本的に重要な役割を果たすことが実証された。
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