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特集 第37回日本臨床眼科学会講演集 (その3) 学術展示
網膜脈絡膜萎縮症の後極部病変に関する研究—第2報斑状病巣について
著者: 小見山知之1
所属機関: 1岡山大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.430 - P.431
文献購入ページに移動対象と方法対象は1980年10月から1983年4月までの2年7カ月間に岡山大学眼科外来を受診し,原因を間わず,主として後極部に何らかの網膜脈絡膜萎縮症を認め,螢光眼底撮影にて詳細に萎縮巣が判読できた162例250眼である。対象範囲は乳頭耳側8乳頭径,鼻側7乳頭径,上下7乳頭径までとし,光凝固等の人工的萎縮および周辺部に病変の主体のあったものは除外した。これらの症例に対し,検眼鏡的検査および螢光眼底撮影を行い,このうち1/2〜1/5乳頭径大の斑状病巣のみられるものにつき検討した。また強度近視等に多い大きな変性でも辺縁が斑状なものは,斑状病巣の集合したものとして扱かった。
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