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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科38巻4号

1984年04月発行

文献概要

臨床報告

市販硝子体内蛍光光度計(3機種)の評価

著者: 萱沢文男1 加藤賀千雄1 桑山和加子1 町田照代2

所属機関: 1京都府立医科大学眼科学教室 2町田病院眼科

ページ範囲:P.437 - P.440

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 1983年6月末現在で,国内で,vitreous fluorophotometryの目的で使用されている螢光光度計3機種(Fluorotron Master, Fluoromet, Gamma-Inami)について,その検量限界,精度,Tailing effectについて比較検討した。検量限界は市販の状態では, FluorotronMasterがもっともすぐれていたが,光電子増倍管を電子冷却素子により冷却したGamma—Inamiでは,10倍以上のS/Nの改善がみられた。
 Tailing effectは, Fluorotron MasterとGamma-Inamiでは,優劣がつけられないが,Fluorometは約2倍の範囲にTailingがみられた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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