文献詳細
臨床報告
両側視神経圧迫を起こしたfibrous dysplasiaの1例
著者: 松本雄二郎1 能勢晴美2
所属機関: 1筑波大学附属病院眼科 2筑波大学臨床医学系眼科
ページ範囲:P.449 - P.453
文献概要
視力障害,視野欠損を呈する疾患の中では,fibrous dysplasiaは極めて少ないものであるが,著者らの経験と文献的症例を検討した結果,視機能検査,単純頭部X線写真,CTなどの手段により,fibrous dysplasiaによる視神経圧迫所見の早期発見,早期治療が,視力予後の上で非常に重要なことであると考えられた。
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