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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科38巻5号

1984年05月発行

文献概要

連載 眼科図譜・318

Chlamydia trachomatisによる封入体性結膜炎の1例

著者: 青木功喜 田中宣彦1 沼崎啓2 千葉峻三2

所属機関: 1国立札幌病院眼科 2札幌医科大学小児科

ページ範囲:P.470 - P.471

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 緒言眼科に極めて馴染みの深いトラコーマの病原体,Chlamydia trachomatis は欧米では非淋菌性尿道炎,子宮頸管炎,乳幼児の肺炎,直腸炎と眼結膜以外にも多種の感染症を起こすことが報告され,Sexually transmit—ted diseaseとして注目されている1)。我々は偽膜性結膜炎の新生児において結膜よりchiamydia trachomatisを分離しえたので報告する。
 症例H.S.,生後14日目(58-5037)。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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