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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科38巻5号

1984年05月発行

特集 第37回日本臨床眼科学会講演集 (その4)

学会原著

日常診療における回旋偏位の評価についてNew Cyclo Testsによる検討

著者: 粟屋忍1 菅原美雪1 三浦元也1 平井淑江1

所属機関: 1名古屋大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.513 - P.517

文献概要

(1)上斜筋麻痺15例,下斜筋麻痺2例,A型斜視5例において,著者らの開発した新しい検査表New Cyclo Testsにより測定された回旋偏位の値はSynoptophore,Phase Difference Haploscopeによる測定値とよく一致した。
(2) New Cyclo Testsは回旋偏位の定量的測定に簡便で有用であると考えられる。
(3)回旋偏位の定量的把握は,偏位の程度判定や,治療前後の経過の比較に大切であり,日常診療においてつねに検査されることの必要性を強調した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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