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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科38巻6号

1984年06月発行

文献概要

臨床報告

最近6年間の網膜剥離自験手術236眼の検討—I.手術成績

著者: 本田孔士1

所属機関: 1京都大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.665 - P.669

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 1976年から1981年の6年間に,著者自身が手がけた京大病院におけるconven—tionalな網膜剥離手術症例222例,236眼のうち,病歴簿より調査可能であった209例(調査率94.1%),223眼(同94.5%)につき,手術成績を検討した。通年の平均復位率は91.5%で,前,中,後期で変らなかった。扱った症例は黄斑円孔16.6%,無水晶体眼13.0%,巨大裂孔2.4%などからなっていた。裂孔不明例が通年平均で13.9%もあり,その復位率は悪かった。症例平均手術回数は1.29回であった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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