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特集 第37回日本臨床眼科学会講演集 (その6) 学術展示
他覚式オートレフラクトメーターによる測定時の調節の介入の分析
著者: 武田啓治1 鈴木満喜子1
所属機関: 1長岡赤十字病院眼科
ページ範囲:P.780 - P.781
文献購入ページに移動結果①他覚値と自覚値はy=ax+bのような直線的相関をしめさず,他覚値には調節安静位様の調節が介入する。②度数別に比較すると,各社により多少の違いはあるが,次のような傾向がある。−1〜−2D以上の近視は+寄り,±ID以内は受に+寄り,+1D以上の遠視は−寄りをしめす。③年齢別に比較すると,20歳中頃までは+寄り,20〜40歳は−寄り,40歳以上は最+寄り,若年者はバラツキが大きい。④NidekとTopconのデータは同一被検者を用いてあるが,両者とも同程度の調節の介入がみられる。このことからオートフォグ機構が有効に作用しているとはいいがたい。
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