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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科38巻7号

1984年07月発行

文献概要

臨床報告

最近6年間の網膜剥離自験手術236眼の検討—II.手術術式と合併症

著者: 本田孔士1

所属機関: 1京都大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.798 - P.802

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 1976年から1981年にかけての網膜剥離の自験手術例の術式,合併症につき,前,中,後期に分け調査した。前期に半数を越えたDEK凝固が,後期にはCryoにとって代られていた。強膜短縮術の割合が後期ほど減り,プロンベ縫着の割合が大きくなった。術中,術後の眼内出血が累計で14.3%あり,術後高眼圧を呈した症例は後期ほど少なかった。術後ステロイドホルモン投与を要した症例が,各期ほぼ10%あり,PVRの発生率は,7.0%であった.私の剥離手術の手技につき,スペースの許す範囲で述べた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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