文献詳細
臨床報告
文献概要
1976年から1981年にかけての網膜剥離の自験手術例の術式,合併症につき,前,中,後期に分け調査した。前期に半数を越えたDEK凝固が,後期にはCryoにとって代られていた。強膜短縮術の割合が後期ほど減り,プロンベ縫着の割合が大きくなった。術中,術後の眼内出血が累計で14.3%あり,術後高眼圧を呈した症例は後期ほど少なかった。術後ステロイドホルモン投与を要した症例が,各期ほぼ10%あり,PVRの発生率は,7.0%であった.私の剥離手術の手技につき,スペースの許す範囲で述べた。
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