icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科38巻7号

1984年07月発行

文献概要

寄稿

硝子体顕微鏡手術用に開発された電動遠隔操作による定位微細操作装置

著者:

所属機関: 1ボン大学眼科学教室

ページ範囲:P.813 - P.821

文献購入ページに移動
 本装置は,硝子体手術を容易にかつより正確に行い,患者が安全に手術を受けられるよう開発されたものである。
 本装置は,別個の操縦箱にある操縦桿で術者が遠隔操作することによりモーターが動いて作動する。特殊なアダプターを用いれば,既製のほとんどの硝子体器具と併用できるしスイッチを切り換えるだけでモーターが電気的に逆転するので,160°の広角視野が得られるRodcnstock社製Panfundoscopeを用いた倒像下での操作が容易となる。
 本装置を用いれば,現在の硝r体手術操作の多くの点が改善されるばかりでなく,今後手動では不可能であったより繊細な手術方法も開発されてくるであろう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?