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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科38巻7号

1984年07月発行

文献概要

GROUP DISCUSSION

色覚異常

著者: 深見嘉一郎1

所属機関: 1福井医大

ページ範囲:P.826 - P.830

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1.桿体一色型色覚の1例
 桿体一色型色覚の1例に,従来の精神物理学的手法による検査にあわせて,最近の電気生理学的検査を行い興味ある結果を得たので報告する。
 症例は14歳男子,羞明を主訴として来院,視力右0.15,左0.2,水平眼振あり,眼底異常なく,仮性同色表はほとんど読めず,パネルD−15でscotopic pattern,アノマロスコープで桿体一色型色覚を示した。視野ほぼ正常,single fiash ERG正常,flicker ERGにてCFF低下,pattern VECPにて低振幅,コントラスト閾値上昇,空間周波数特性異常を示した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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