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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科39巻1号

1985年01月発行

文献概要

臨床報告

反復性多発性軟骨炎(relapsing polychondritis)の2症例と本邦眼科領域報告症例の総括

著者: 内匠勝秀1 平島節生1 冨宿紀夫1 中嶋康幸1

所属機関: 1鹿児島大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.51 - P.56

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 反復性多発性軟骨炎と思われる2例につき眼症候を中心に報告した.また,本邦眼科領域で過去に報告された4症例の眼症候をまとめた.眼症候としては虹彩毛様体炎・強膜炎(上強膜炎)・角膜混濁が多くみられる.これらの症候は長期にわたり増悪・緩解をくり返す特微がみられる.治療は副腎皮質ステロイドが有効である.本疾患に合併した眼病変の予後は比較的良好である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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