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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科39巻1号

1985年01月発行

文献概要

GROUP DISCUSSION

超音波

著者: 山本由記雄1

所属機関: 1都立広尾病院・駒込病院

ページ範囲:P.82 - P.84

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1.眼科における総合画像診断と起音波検査法の役割
○松本匡彦・梯 龍洋・小松 章・染谷恵美子・   太根節直(聖マリアンナ医大) 我々は種々の眼疾患に対して,echography, CT-scan,RI-scintigraphy, angiography, thermography等を駆使して眼科の総合画像診断を試みたので報告する.対象とした疾患は,過去11年間のうち代表的なRetinoblastoma,PHPV, Xantogranuloma, choroidal hemangioma, mali-grant melanoma, C.C.F等である.その結果,CT-scanは眼窩内の病変の映像化に有利であるのに対し,echo-graphyは,眼球内病変の診断や,計測・組織鑑別に長所を有し,また,RI-scintigraphyは,tumorの性状やmetastasisの発見のために有用であった.echography,CT-scan, RI-scintigraphy, angiographyおよびthermo-graphy等の総合画像診断を行うことにより,より高い正診率を得ることができた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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