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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科39巻10号

1985年10月発行

文献概要

臨床報告

多症候性真性多血症に伴う網膜動脈閉塞症の治療

著者: 真舘幸子1 河村洋一2 斉藤裕3 力丸茂穂4 井上一彦4 上野恭一5

所属機関: 1石川県立中央病院眼科 2石川県立中央病院内科 3石川県立中央病院外科 4石川県立中央放射線科 5石川県立中央核医学科

ページ範囲:P.1221 - P.1225

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 37歳男性の真性多血症患者に,左眼網膜中心動脈閉塞症,表在性血栓性静脈炎,下肢動脈閉塞症,肺血栓症および腸間膜血栓症が発症した.網膜動脈閉塞症の治療にウロキナーゼ大量静脈内点滴注入(最大1日量24×104U,6日間で総量88.8×104U)および潟血(250ml/日,4日間)が有効であり,左視力は0.04から1.0まで改善した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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