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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科39巻12号

1985年12月発行

文献概要

臨床報告 カラー臨床報告

硝子体出血を伴った結節性硬化症の眼底病変

著者: 桐渕和子1 伊藤景子1 内田幸男1 丸山博2

所属機関: 1東京女子医大眼科 2松戸クリニック

ページ範囲:P.1369 - P.1373

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 片眼の黄斑部を中心とする眼底後極部に,広範な輪状白斑,網膜腫瘤とそれに連なる新生血管を伴う網膜隆起部(滲出性網膜剥離)を認め,経過観察中に硝子体出血を生じた21歳の結節性硬化症例を報告した.若年の本疾患例における内長型(endophytictype)の網膜腫瘤およびこれに連続する隆起病変は,網膜硝子体癒着および後部硝子体剥離に伴う硝子体出血などを生じ,高度の二次性視力障害の原因となることを示唆した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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