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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科39巻2号

1985年02月発行

文献概要

特集 第38回日本臨床眼科学会講演集 (その1) 学会原著

眼内液に帯状ヘルペスウイルス抗体価上昇を認めた桐沢型ぶどう膜炎の2例

著者: 井村尚樹1 井村良子1 奥英弘1 山中芳江1 中西紀典1 木村嗣1 渡辺千舟1

所属機関: 1大阪医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.101 - P.106

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 典型的桐沢型ぶどう膜炎2症例の房水と硝子体液のヘルペスウイルス抗体価(IgG)を検索し,2症例に共通して,帯状ヘルペスIgGの特異的上昇を認めた.特に症例2では,発病初期と末期の前房水でのペア抗体価が,256倍から1,024倍と4倍の上昇を示し,桐沢型ぶどう膜炎の病因として,帯状ヘルペス眼局所感染が強く示唆された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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