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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科39巻2号

1985年02月発行

文献概要

特集 第38回日本臨床眼科学会講演集 (その1) 学会原著

内因性ぶどう膜炎発症における免疫複合体の意義—Raji細胞法による検討

著者: 水野薫1 笹部哲生1 阪下みち代1 湯浅武之助2 春田恭照2

所属機関: 1大阪府立羽曳野病院眼科 2大阪大学医学部眼科教室

ページ範囲:P.117 - P.120

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 内因性ぶどう膜炎発症と免疫複合体(IC)との関連性をみるために,各種ぶどう膜炎患者の血中ICをRaji細胞法にて測定し,以下の結果をえた.
(1)原因未同定の前部ぶどう膜炎において血中ICが有意に高い値を示した.
(2)ベーチェット病の発作期,原田病の活動期,原因未同定の前部ぶどう膜炎の活動期において血中ICは高い値を示した.
(3)ベーチェット病および原因未同定の前部ぶどう膜炎において高い陽性率を認めた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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