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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科39巻2号

1985年02月発行

文献概要

臨床報告

糖尿病性網膜症に対する硝子体手術成績—成績向上への対策

著者: 福田雅俊1 翁長春彦1 江口甲一郎2 亀山和子3

所属機関: 1琉球大学医学部眼科学教室 2江口眼科病院 3東京女子医大糖尿病センター

ページ範囲:P.205 - P.209

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 著者らの所属する3施設で最近5年間に実施した増殖糖尿病性網膜症217眼(195例)の硝子体手術成績を発表し,その向上に必要な対策を考察した.視力改善率は平均56.2%で,54年以前の43%(13眼)より58年の67%(43眼)まで徐々に向上しつつあるが,今後の成績向上への対策としては,対象を最終視力低下時より3カ月以内,視力が術前0.01以上のものにしぼるのがよいと結論された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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